令和6年6月の話題

新型コロナウイルス感染症

4月になって鳴りを潜めていましたが、最近また患者さんが増加傾向に傾いています。感染力が強いため家族内感染が多いようです。全体の数はそれほど多くもないので今のうちにうがい手洗いを心がけてください。

手足口病

全国的に患者さんが増えています。しかも群馬県は全国平均の数倍の患者さん発生数です。3歳未満の幼児も多く見られています。お尻や太ももにもたくさん水泡が出ることがあるので見極めが結構むつかしいのが今年の特徴です。

溶連菌感染症

声も今年結構見られる感染症です。もともと健康な小児でも1~2割は扁桃腺にこの菌がいるので発熱の原因かどうかが今一つはっきりしない時もあります。幸いよく効く薬があるので早めにかかりつけに相談してください。

インフルエンザ

全然患者さんがいないわけでは無いようですが、もうほとんど見なくなりました。群馬県感染症発生動向調査では近隣で細々と発生しているようです。もう少し油断ができません。