令和6年1月の話題

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症

昨年末から何となく患者さんの数が増えているような気がします。季節的には急増してもおかしくないところなので十分に用心してください。基本的にはうがい、手洗いです。

新型コロナワクチンについて

現在のワクチンは特例措置で無料接種となっています。でも令和6年4月からはこの特例措置は廃止されます。具体的にはインフルエンザと同じく基本的には有料ですが、65歳以上の方と基礎疾患のある方などは補助金が出るようになります。それ以外の方は任意接種で、つまり自費となります。もっともワクチンの内容がどうなるかに始まって小売価格や補助金の内容なども全く決まってないので、どうなるかはこれからのお楽しみといったところです。

インフルエンザ

いつもの事ではありますが、冬休みになったとたん患者さんが激減しました。このまま減衰してくれればいいのですが、3年間流行しなかったツケが回ってくるかもしれません。

急性胃腸炎

陰に隠れてあまり目立たないのですが、これも結構流行っています。ひどい人は水分が取れなくなるので、こうなるとのむ薬だけとはいかなくなります。何が流行っているかもはっきりしないのですがいまだに夏の胃腸炎のウイルスが分離されているのでこれかもしれません。

急性気管支炎

これまた結構います。インフルエンザが流行らない年は目立つ感染症なのでそれなりに頑張っているのだと思います。あまり重症化することは多くないのですが咳が夜間ひどくなるのでちょっと困ってしまいます。強い咳止めを使うことが多いようです。