七月の話題

新型コロナウイルス感染症とワクチンについて

5月末から始まりました新型コロナウイルスのワクチンは65歳以上の方から接種を開始いたしました。

おかげさまで6月末の時点で1回目の接種率は65%を超える勢いでした。これは全国的に見てもかなりなハイペースです。

残念なことにワクチンの供給が追い付かないため現在、新規のワクチン接種予約を一旦停止している状態です。64歳以下の方にはご迷惑をおかけしていますが、供給のめどが立ち次第再開いたしますのでどうかご容赦ください。

特定健診

今年も6月から特定健診が始まりました。国民健康保険の方と後期高齢者保険の方が対象ですが、全く同じものに社会保険の家族の方用の健康診断もあります。

当院では特に予約に必要はありませんので内科の医師がいる時はいつでも大丈夫です。検尿が必須ですので出来るだけ尿を持参してください。

急性胃腸炎

先月末から再び胃腸炎が流行し始めています。

吐き気はあまり見られず食欲不振程度で、腹痛もそんなにひどくはありません。ただ下痢は結構はでなようです。発熱する方もしばしば見られますのでご注意ください。

急性気管支炎

咳が中心の風邪は幸いにも下火になってきました。元々あまり重症感が無かったのでこのままなくなってくれればありがたいと思っています。

咳の原因に今年流行しているRSウイルスの細気管支炎があります。これは1歳未満の方がうつされると結構重症化します。大体2歳くらいまでには一度はかかりますが、抵抗力が不完全なためその後も再感染することがあります。もっとも2回目以降の時には症状は大したことはありません。

咳をしているときはあまり赤ちゃんには近寄らない方がいいかもしれません。